どうも、レモンです。
今日は開かずのクローゼットへ潜入、大量のモノを断捨離しました。
この家に引っ越してきて10年。見てみぬフリをしていた代償は大きすぎました。
扉を開けて絶句…
我が家で開かずのクローゼットと読んでいる収納は、実は寝室のクローゼットのことなのです。
寝室のクローゼットにはハンガーを掛けるための頑丈なポールが唯一備え付けられていて、引っ越し当初はここにアウターやスーツを掛けておこうと考えていました。
しかし、持ち込んだ荷物が多すぎてリビングの半分を埋めてしまう事態になり、仕方なくすぐ使わない物を中心にこのクローゼットに収めることに。
引っ越してきて2年ほどは単身赴任で家を開けることが多かった私。そして北向きの寝室。
結露と湿気がすごいことになる雪国の冬。家にいる夫が換気や除湿をするわけもなく…。
仕事を辞めて、ようやく腰を据えた頃には寝室のクローゼットがカビだらけに。
まずい!と思って掃除や換気を頑張りますが、ほとんど湿気の下がらない寝室ではいたちごっこもいいところで心が折れました。
そのうちに子供に恵まれて、その日をとにかく生き抜く!というレベルの暮らしをしていた結果、久々にクローゼットの扉を開けたはいいけど絶句…に繋がるわけです。
カビ臭もすごいけど、クモの巣もちらほらあって「室内なのに!?」と驚愕。
マスクをして、埃を掃除機吸いながらひとつずつ中の物を出していくと、さらに驚くことが待っていました。
10年前で時を止めている家電がごっそり
こちらの写真に写っているものの9割が、10年前にしまいこんだものになります。
写真を撮る際に多少埃を落としましたが、クローゼットから発掘された時は本当に酷かった…。
見覚えのあるものから存在自体を忘れているものまで、出るわ出るわ。
埃のせいなのか、キャパオーバーなのか、ここまで出したものの体調が悪くなってギブアップしました(これと同じぐらいの不要品がまだ眠っている模様)
しまい込んで良い事はひとつもない
クローゼットから発掘した不要品を車に積み込み、子供に手伝ってもらいながら収集場所へ。
収集場所に行っても、さらに品物ごとに分けて捨てなければならず、これもなかなか大変な作業でした。
当時は必要だったものでもしまい込む事で存在を忘れ、いつしか不要品へ。
今回は不燃物が多かったので、手放したくてもすぐに手放せないジレンマもありました。
こういう経験をすると収納ってしまい込むための場所じゃないし、ましてや不要品と知っていながら所有するのは未来の自分に苦労を丸投げしているだけだな、と痛感。
今回の断捨離で『しまい込む』を卒業したいと思った日でした。