どうも、レモンです。
皆さんは、断捨離中に罪悪感を感じた事がありますか?
現状使っていないモノだったり、今後も使わないとわかっているモノだったりしても、いざ捨てるとなれば『まだ使えるのに』『もったいない』といった気持ちが湧くことがあると思います。
心を鬼にして捨てても『もったいないことをしている』という罪悪感から逃げるのは、そう簡単なことではないでしょう。
時に、モノを大切にする精神が断捨離の足枷にもなると思います。
なので、なるべく心を痛めずに断捨離を続けられるよう、ちょっとしたコツをお伝えしたいと思います。
コツの裏には真の意味があるので、よろしければ最後までご覧ください。
罪悪感なく断捨離するコツ
①譲る
気持ち的に1番ラクに断捨離できるのが『譲る』という方法。
まだ使えるモノを使いたいと思ってくれている人に渡すため、罪悪感を感じにくいと思います。
譲りたいけど譲り先がない…という方はジモティーやお住いの地域の交換会などをチェックしてみてはいかがでしょうか?
我が家は比較的若い世代が多い地区に住んでいるせいか、最近広報に洋服の交換会や子供のおもちゃの交換会などのお知らせが載るようになりました。
そういった催し物があれば、人に譲るハードルもグッと下がっていいですよね。
②売る
多くの方にとって、現実的なのが『売る』という方法。
大体のモノは買値でよりもはるかに安い価格で売ることになるので、これはこれでモヤモヤとする方もいらっしゃるかもしれません。
売る場合は少しでもお金になればいいなぁ、ぐらいの気持ちで売りに出すことをオススメします。
人に譲るとなると、モノの品質を気にしてしまう方もいらっしゃると思うのですが、売りに出すとなればそういった気持ちは持たなくて良くなります。
なぜなら、相手は欲しいモノしか買い取ってくれないから。
綺麗であっても売れないこともあるし、それなりのダメージがあっても、誰かにとって価値のあるモノであれば売れるので、とりあえず買取(出品)に出してみるというのもアリだと思います。
値がつかない、または売れないとなればもうモノとしての価値は無いということなので、諦めて捨てることもできるようになると思います。
次に売る場所ですが、大きく分けて2つあります。
1つは中古品専門の買取店。もう1つがフリマアプリです。
どちらもメリット・デメリットはありますので、私の体験も踏まえつつご紹介します。
1.中古品専門の買取店
分かりやすい所で言うと、本ならブックオフ、服ならセカンドストリートみたいな『お店』に買取を依頼する方法ですね。
少し前だと不要品をお店に持ち込んで査定してもらう店頭買取が一般的でしたが、最近は出張買取や宅配買取など、家にいながら査定・買取を依頼出来るようになっています。
大型のモノや点数が多いモノなど、持ち込むのが大変な方や一気に片付けたい方にはオススメの方法だと言えます。
メリット
・査定から買取までが一度で(一日で)完結すること。
モノがその日のうちに片付くというのは、最大のメリットじゃないかなと思います。
私がよく利用するセカンドストリートの話になりますが、常連さんになるとフラッと店頭買取のお願いに来て、夕方にまた来るわ!と言ってすぐに帰られる方が多いんですよね。
店外で査定待ちできれば時間を無駄にしなくて済みますし、終わったら連絡してもらうという方法もあります。
ただ、お店によっては対応していない事もあると思うので、こちらは買取依頼時に聞いたほうが良いと思います。
宅配買取の時も結構ラクで、ダンボールに売りたいものを詰めて、集荷に来た配送業者さんにお渡しするだけ。
お店によって伝票とダンボールが事前に送られてきたり、ダンボールだけ自分で用意して伝票不要など、そのお店によって若干の違いはありますが、ダンボールひとつ又は複数個分の不要品が1回で手放せるのはありがたいですよね。
デメリット
・基本的に買取価格が安いこと。
初めて買取に出す方なら『え?これだけ?』と驚かれると思います。
けれど、店頭買取であれば即日で現金になるので、1日で片付けてしまいたい!という方にはピッタリだと思います。
また、買取できなかったモノは持ち帰りになることもあります。
2.フリマアプリ
メルカリを筆頭に楽天ラクマ、Yahoo!フリマ、Yahoo!オークションなどがあります。
メリット
・24時間いつでも好きなタイミングで売りに出せること。
完全に売り手の好きな時間で出品できるのが、最大のメリットだと思います。
ユーザーの多い時間に狙って出品すると、ものの数分で購入してもらえることもあります。
・言い値で買ってもらえることが多い。
配送料や手数料を考えると、なるべく値下げせず売却したいのが出品者の心というもの。
値下げ不可などの文言を添えることで、その価格に納得した方に買い取ってもらえるので言い値で売ることができます。
逆に、早く売り切ってしまいたい場合は値下げ交渉に積極的に応じるのもアリですね。
デメリット
・梱包と発送の手間がある。
梱包や発送が面倒で、フリマアプリを使わなくなったという方は結構いるんじゃないかなと思います。かく言う私もその1人です。
梱包はともかく、発送がやっぱり面倒に感じてしまいますね。
・手数料や発送代金がかかる。
1000円のモノが売れても、1000円がそっくり手元に入るわけじゃないということです。
購入された時点で売値の何%かの手数料が引かれますし、配送料が出品者負担だとそこからさらに配送料が引かれます。
売値と配送料の兼ね合いを考えないと赤字になる可能性もあるので『なんでも売れるけど、なんでも売ってたら儲けがない』と言った感じですね。
・コメントへの対応がある。
大半が良識のある方で『購入希望だけど詳細を知りたい』という意志を文面から感じるので、そういったコメントへの返信は苦には感じません。
むしろ、ちゃんと最後まで取引してくれそうだな、と安心することも。
たま〜に説明文を読み飛ばして、言いたいことだけコメントしていくスタイルの方もいらっしゃるので、そういうコメントへの対応が疲れてしまいますね。
・売れるまでモノを持ち続けなければならない。
断捨離を頑張ってる人にとって、手放したいモノがずっと家にある状態はつらいですよね。
ですので、前もって出品する期間を定め、その間に売れなかったものは店頭買取に出すか捨てる、と決めた方がいいと思います。
メルカリの体験談として、売れるモノは出品後3日以内に購入されているなぁと思います。
出品時間帯や曜日によっても若干ユーザーが変わるので、あまり閲覧されてないな、と思ったら早めに再出品するのもアリですね。
再出品したらすぐに買い手がつくことも多いです。
不要品を売ることの本当の意味
・売ることで断捨離で生じた『罪悪感』が薄らぐ
・お金に変えることで少しでも損を減らす
この2点が、不要品を売るメリットになります。
けれど、私的に真のメリットは『その後の無駄遣いが減る』ことだと思っています。
購入時の価格と売却時の価格の差が大きければ大きいほど、誰しも落胆すると思います。
特に新品やブランド品なのに、びっくりするぐらいの安値にしかならなかった時なんて、顔で笑っていても心は大泣きですよ。
そのような大きなショックを経験すると、もう二度と同じ過ちはするものかとその後の買い物が結構シビアになります。
本当に必要なもの、しっかり使い切れるもの。
人によってはリセールバリュー(売った時に値が付きやすいもの)を意識した買い物をするようになります。
私はリセールバリューをあまり気にしていませんが、無駄遣いで終わりたくない一心で、厳選してモノを買うようになりました。
吟味して買ったものだから手にした時の多幸感が半端ないし、愛着も湧きます。
つまり、すぐに手放すことになりそうな『なんとなくな買い物』をしなくなるんですね。
なんとなくな買い物が減れば、無駄遣いも減るし、家に持ち込むモノも減ることになります。
モノが増えなければ断捨離せざるを得ないという状況から遠くなりますし、綺麗な部屋、整理整頓できた収納も保ちやすくなるというもの。
痛みを知って強くなるといった感じですね。